2021/05/19 15:00

食の安全性と健康を考えた

生盛にぃにのお父様が大病を患った。

話を聞く限りお父様の食生活は
褒められたものではなく
味の濃いコンビニ弁当や
袋入りラーメンなど
明らかに体には良くはないだろうと
思われるものを好んでいたようだ。

病気と食事に直接の因果関係が
あるのかどうか分からないが
影響がゼロでは無いのではないだろうか。

さらに考えすぎかもしれないが
自分たちが作っていたパイナップルも
病気を誘発させた原因の一つなのかもしれない。

そんな葛藤もきっかけの一つだった。

最新の農薬や化学肥料は
人体への影響が限りなく少ないと
されているが、果たして本当なのか。

それは誰にも分からない。
昔と比べれば影響は少ないだろうけれど
ゼロではない。

このまま農協から
言われるがままに薬漬けのパイナップルを
作り続けることに農業の未来はあるのか。

日本を担う次の世代の子供達にも
同じ過ちを繰り返し続けさせても良いのか。

そんな葛藤が芽生え始めた。

言ってしまえば
農薬や化学肥料はドーピングだ。

余計なモノを除去して
実が大きくなるように。
まさしくドーピング行為と言える。

パイナップルに無茶をさせて
美味しくさせている。
それは果たして本当に美味しいのか。
無茶させずにのびのび育ててやった方が
美味しく育つのではないか。

もちろんそれを口にする人間にとっても
ドーピングされたものと
そうではないもの
どちらが体に良いのか答えは明確だ。

~つづく~